富士市の暮らしをもっと楽しく!
吉原駅ー岳南江尾駅を結ぶ、全長約9.2キロ・全10駅、終点まで約20分の旅です。
通勤・通学に使うのはもちろんですが、全国の鉄道マニアが集まる有名な路線でもあります。
「どの駅からも富士山を見ることができる」と、テレビや雑誌の取材に引っ張りだこ。
地域の輸送を支え続けている岳南電車は、全国的にも注目を集めはじめています。
最近では夜景電車を筆頭に、岳南電車を活用したイベントも盛りだくさん!
これらのイベントは潜在的な魅力に気づいた富士市内外の方々からの企画がほとんどだそうです。
市民の方々の「こうしたら面白い!」「こんなことしてみたい!」を叶えてくれる岳南電車です。
約20分で終点まで行くことができる岳南電車は、動く乗り物が大好きな小さな子どもたちにも大人気!
終点の岳南江尾駅から徒歩1分程のところには、「江尾公園」があります。
今も昔も変わらず、電車や公園が子どもたちでにぎわう光景に心が温まります。
また、階段のないフラットな駅が多く、ベビーカーを押したお母さんでも安心です♪
70年以上の歴史がある岳南電車がここまで続きてきたのは、サポートをしてくれる方々が多くいるからです。
例えば、今年の春に運行している桜のラッピング電車とジヤトコ前駅の芝桜。これはジヤトコ(株)さんの「花咲く*ジヤトコ駅前プロジェクト」の協力のもと行われている活動です。
約4年をかけ、芝桜の植え付けから清掃、水やりなどを社員総出で行ってきました。
また、今や岳南電車の代名詞ともいえる「夜景電車」。これも、偶然乗り合わせた夜景遺産の関係者からの一声がきっかけで発案された企画だったようです。
また、岳鉄いかし隊・岳鉄レンジャー・岳鉄サポーターズクラブなどの市民団体も多く存在します。
清掃や管理もですが、路線図や探索MAPなどの制作に携わっているメンバーもいるそうです。
イベント開催について職員の方にお話を伺うと、驚く事実が!
ビール電車、夜景電車、ジャズトレインなど・・・1年を通して様々なイベントのほとんどが岳南電車を愛する方々からご提案頂いて実施に至ったものばかりだそうです!
岳南電車の魅力を引き出してくれるのは、支援団体の他にも、市内外のイベンターや地域の団体の方々なんだとか。
職員の想像以上に発想力豊かで奇想天外な企画を見るたび、「愛されている」と実感するのだそうです。
好評で定例化したイベントも多々あり、岳南電車に新たな歴史が作られていきますね。