富士市の暮らしをもっと楽しく!
2019年、新しく富士市の教育長に就任した森田嘉幸氏にインタビュー!
富士市教育長 森田 嘉幸氏(もりたよしゆき氏)
年齢:61歳
趣味:ギター演奏、筋トレ
好きな歌手:松山千春、小田和正
好きな詩:「わたしと小鳥とすずと」(金子みすゞ)
「みんなちがって、みんないい」
これは人生を通して私自身が救われた言葉であり、教育者としての軸でもある言葉です。
これは、金子みすゞさんの詩の中の最後の一文です。
人にはそれぞれの特徴があり、短所も見方によっては長所になります。子どもたちひとりひとりを認め、自信のスイッチを子供自らが見つけるまで、寄り添うことができる環境づくりが大切です。
AI化が進む世の中ですが、人には「喜び、悲しみ、痛み」などの美しい感情が備わっています。
幼いうちに、集団生活の中で豊かな人間性を育んでほしいですね。
金子みすゞさんの詩は、ぜひ親子で一度は手に取ってほしいと思います。
とても穏やかな、優しい言葉で表現された力強いメッセージは、きっと多くの方に響くはずです。
国語の教員であった私がお伝えしたいことは、「文章を正しく読む力を養ってほしい」ということです。
文を論理的に理解して初めて、コミュニケーションスキルに活かされます。様々な学力の根幹ともいえる、読解力。
まずは教科書を、話のすじ道に沿ってきちんと読み取っていきましょう。
健やかな体づくりには、十分な睡眠や栄養が大切です。
「早寝、早起き、朝ごはん」といわれるように、家庭での規則正しい生活を心掛けていただきたいです。
市としては、学校給食を通して自らの健康管理ができるようになることを目指しています。
どこの学校でも、バランスよく美味しい給食を楽しんでいます。
ご家庭と学校が連携しながら、豊かな食生活を通して健康を育み、成長を見守っていきましょう。